３回の裏の攻撃。５点取って、なお、ノーアウト満塁。
だけど、続く下水流が、ストライクが入らないピッチャー相手に、スリーボールから、サードゴロゲッツー。
これで流れが、プツッと切れて相手に行ってしまった。
まだ、試合が終わっていないが、その後、ジョンソンもピリッとせず、少しずつ点を返される。
あの下水流の打席。１球、待ってはいけなかったのだろうか？
結果論になるが、積極的に行くより、待球の方がよかったと思う。
そういうちょっとしたことで試合展開は苦しくなる。
点を取れるときに、たたみかけて点を取る。
しつこく嫌らしく点を取る。
そういう試合展開を望む。
野球のおもしろさがギュッと詰まった試合だった。
それは、逆転サヨナラ勝ちの試合。
もう半ばあきらめかけていた今日の試合。
9回ツーアウトランナーなしから菊池がホームラン。
丸が四球。新井がサヨナラタイムリーツーベースを放ち、逆転サヨナラ勝ちをおさめた。
野球ってすごい！
野球っておもしろい！
これがあるからやめられない。
また、火曜日から苦しい試合が続くと思うが、今日の喜びを糧に生きていく。
カープとジャイアンツのちがいは、優勝経験の差という人が多い。
多分、そうなんだろうけど、それをいうと、優勝できないチームは一生優勝できないことになってしまう。
カープが初優勝したとき、衣笠も山本浩二も優勝経験がなかった。
でも、優勝できた。
昨年のヤクルトも、1998年の横浜も、優勝を経験している選手はほぼいなかった。
優勝していないからこそ、優勝したい。
『カープは優勝経験がないから無理』を今のカープの選手たちに覆してほしい。
ムラゴン ホーム