1回の表、丸のタイムリーで先制するも、3回に桑原にツーランを打たれ、1点差で追いかける苦しい展開。

ノムスケは、ツーランはあびたものの、よかった。これなら、現時点での最多勝ピッチャーとして来週も安心して任せられる。
それ以上に、石田がよかった。

意図したかどうかは分からないが、7回の裏に、ツーアウトから戸柱を四球で歩かせたことで、結果的に石田を7回で降板させることができたのが大きかった。

8回に誠也が三上から、そして、9回は丸が、ヤマヤスからホームランを放ち逆転勝ち。

しかし、ハマスタの声援はすごいね。みんな、選手の応援歌、しっかり覚えて歌っているもん。

ジャイアンツが負けて、これで６．５ゲーム差。
今日、神ったのはヤクルトかな。

普段はポジティブでプラス志向なのだが、カープのことに関してはいちいち最悪なことを考えてしまう。
負けたときに対する自己防衛機能だ。

今日は、1勝1敗で迎えた阪神戦。

ジャイアンツが勝ち、カープが負けて３．５ゲームということを想定した。
さらに、横浜に3連敗し、ジャイアンツがヤクルトに3連勝ということも想定してしまう。いよいよ０．５ゲーム差。

こんなことを考えてしまうのは、メークドラマを経験したことがトラウマになっていると思う。

そこで、メークドラマの年である1996年の成績を調べてみた。
我がカープの成績はこうである。

4月　21戦10勝11敗 勝率.476（首位横浜に5.0差の4位）
5月　23戦16勝7敗 勝率.696（首位中日に0.0差の2位）
6月　22戦16勝6敗 勝率.727（2位中日に5.5差の首位）
7月　16戦6勝10敗 勝率.375（2位中日に4.0差の首位）
8月　26戦13勝13敗 勝率.500（首位巨人に1.0差の2位）
9月・10月　22戦10勝12敗 勝率.455（首位巨人に6.0差の3位）

8月には首位を明け渡し、結局6ゲームも離された。

ジャイアンツの成績は、
4月　19戦7勝12敗 勝率.368（首位横浜に7.0差の5位）
5月　25戦16勝9敗 勝率.640（首位中日に3.0差の3位）
6月　22戦8勝14敗 勝率.364（首位広島に11.0差の4位）
7月　18戦13勝5敗 勝率.722（首位広島に5.0差の3位）
8月　26戦19勝7敗 勝率.731（2位広島に1.0差の首位）
9月・10月　20戦14勝6敗 勝率.700（2位中日に5.0差の首位）

この時のジャイアンツの7月8月9月の勝率がすごい。64戦46勝でなんと7割越えである。
それに対して、カープは、64戦29勝なので4割5分3厘である。
もし、仮に7月以降5割で行けたとしたら、75勝53敗でわずかに優勝に届かなかったことになる。（ジャイアンツは77勝53敗）

今日、勝って８月4勝5敗。８月の負け越しだけは厳禁である。

8回の裏、無死１．２塁の大ピンチ。
セカンド正面の痛烈なゴロ。

セカンド菊池は、正面から少し身を動かし、ダブルプレーを完成させた。
さすが菊池、すごいプレーだった。